まちづくり 視察研修 松代観光 地域活性化
長野市の観光キャンペーン2010松代イヤー実行委員会は平成22年10月1日松代中心部伊勢町の空き店舗旧八田金物店に松代まち歩きセンターを開設しました。松代のまち歩き観光の拠点として整備したものです。NPO夢空間では管理運営委託を受けてスタッフを常駐させ松代のまち歩き観光推進に取り組んでいます。
松代まち歩きセンターオープン!
松代は古代から近代までの歴史や文化の蓄積された町です。
松代をゆっくり歩いて松代の良さを味わっていただくために、2010年10月、2010松代イヤー実行委員会が松代まち歩きセンターを松代町伊勢町にオープンしました。
松代まち歩きセンターとは
(目的)
松代を訪れる観光客は、松代城、真田邸、文武学校、象山神社、象山地下壕など中心市街地西側にある観光施設に足を運ぶケースが圧倒的に多いのが現状です。
そこで、2010松代イヤーを契機に、中心市街地だけでなく広く周辺地域にも観光客が回遊するような仕組みを考え松代の一体的な発展を目指すものとし、そのための拠点施設として「松代まち歩きセンター」を設置しました。
「松代まち歩きセンター」は以下の役割を担います。
①観光客と町民、町と里(周辺部)が連携する場
②ボランティア団体の連携を強化する場
松代の地域振興発展を目指して活動している各種ボランティア団体が連携する場として利活用します。
③情報発信の場
紙による情報に加えてウェブやメディアによる情報発信を行う場所を設けました。
④ゲート(シンボル)機能の場
印象的な観光案内の場を設けました。
「松代まち歩きセンター」(以下センターという。)
○設置場所
中心市街地東側にあり地の利の良い八田金物店跡。
<センターの主な機能>
◇交流機能
観光客と町民が気楽に会話のできるような場作りをするほか、町と里との交流、
ボランティア団体などが連携を深める場とします。
・お休み処の設置
・会議スペースの設置
◇おもてなし機能
観光客に対して様々な情報提供を行うとともに松代の特産品等の紹介や販売を行います。
・お休み処や喫茶場所の設置
・土産品の販売
・農産物の直売
◇情報発信機能
・観光パンフレット類、ガイドブック類をそろえています。
・「インターネットを活用したテレビスタジオ」を開設し、住民による松代情報の発信基地
とします。
◇ゲート(シンボル)機能
歴史のまち松代にふさわしい観光案内の場所として、老舗が使用していた土蔵作りの
建物を活用しています。
○建物の利用計画(図参照)
▽1階旧店舗部分
・情報提供スペース(ラックに観光パンフレット、各種催し案内等を並べる。)
・販売スペース(お土産品、特産品、産直野菜等 陳列台)
・お休み処・喫茶スペース
・事務局(机、椅子、電話(FAX兼用)、パソコン)
・インターネットテレビスタジオ
▽1階北側の小部屋
・観光客の誘客を進める住民団体共同オフィース
観光客の誘客を図り、住民との交流を推進する関係団体の共同オフィースとして利活
用を図っています。
▽2階部分
・ボランテイア団体の会議スペースや、共同オフィース、ギャラリー空間等として活用
予定しています。
・
松代まち歩きセンター運営体制
(午前9時〜午後5時まで開館、年末〜正月三が日、お盆期間は休館を予定)
第一期2010年9月〜2011年3月31日(松代イヤー期間内)
業務内容 観光客に松代のまち歩きの楽しさを味わって頂くための情報提供に重点を置いた運営を図ります。
①NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会事務局スタッフ数名
②おもてなしボランテイアスタッフ複数名
第二期2011年4月以降(ポスト松代イヤー)
物販、お休み処機能を強化をして運営体制を整えます。
松代まち歩きセンターホームページ
NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会(NPO夢空間)のホームページです。
信州松代は古代から近代までの文化遺産が5キロ四方の地域にぎっしり詰まっている地域です。
特に真田幸村の兄真田信之が徳川幕府の命により、上田から松代に移封され、松代藩の初代藩主となって以来250年間、真田十万石の城下町として、真田氏が十代にわたって統治したため、真田氏伝統文化が今日まで色濃く残る町です。
昭和41年に長野市に合併して以来、長野市の中に埋没し、せっかくの文化遺産を活かすことができませんでしたが、平成5年に高速道長野インターが松代地籍に開通して以来、住民によるまちづくりが活発化し、行政の後押しを得て観光の町松代としてもクローズアップされてきました。
NPO夢空間では松代全体をまるごと博物館ととらえて、地域に潜在している文化遺産を一つ一つ堀り起こして光を当てて、磨きあげ全国に発信しています。このHPではNPO夢空間の活動内容についてご紹介しています。
松代テレビ局の立ち上げと支援