まちづくり 視察研修 松代観光 地域活性化
平成20年 度 松代学講座の開催
前期講座 第1回 平成20年7月12日(土)
松代学講座「松代藩と善光寺」
講師 降旗浩樹氏(長野市立博物館学芸員)
第2回 平成20年8月23日(土) 松代学講座
六工社・横田英と松代製紙業
講師 横山憲長 氏 (長野県短期大学教授)
第3回 平成20年9月20日(土) 松代学講座
「学校教育の始まりと小学校設立・推進」
講師 宮沢邦典 氏(長野市公文書館専門委員)
後期講座
第1回 平成21年1月24日(土)
松代学講座
「松代町の和算家たち」
講師 小林博隆先生(松代高等学校教諭・和算研究家)
第2回 平成21年2月21日(土)
松代学講座
「松代町最後の町長 中村兼治郎」
―温泉の開発と地震対策―
講師 原 昌義 氏(郷土史研究家)
第3回 平成21年3月14日(土) 松代学講座
「善光寺大地震と松代藩と善光寺役所」
講師 鬼頭康之氏(元長野市公文書館専門主事)
平成19年度前期「松代学講座」開講
-松代の歴史と文化を学び現代に活かす-
19年度前期『松代学』講座開講のご案内
松代のまちづくりを進めていくと歴史、文化、自然、人、
あらゆる面で松代は宝の山であることに気付かされます。
松代のことでまだまだ知らないことがたくさんあります。
そこで、NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会では
地元のことを学ぶ地域学や地元学として各方面から講師を
お招きし『松代学』講座を開催いたします。 この機会に、
より深く松代に関心を寄せていただくため、 下記の通り19年
度前期の『松代学』講座を開催します。 皆様のご参加をお
待ちしております。
第1回
平成19年7月28日(土)午後2時~3時30分
テーマ 松代の歴史風土と活躍した人物
講 師 原 昌義氏 (郷土史研究家)
松代は江戸時代から今日に至るまで、時代に先駆けて活躍
し た多くの人物を排出しています。また、外部から松代に来
て 活躍した人物もいます。そこで、人物を産み出す松代の
歴史 風土を解き明かし、活躍した人物について学びます。
第2回
平成19年8月18日(土)午後2時~3時30分
テーマ 戊辰戦争と松代騒動 ―明治維新期の経済混乱―
講 師 柳澤 哲氏 (元長野市誌近現代史部会担当執筆者)
松代藩は戊辰戦争において官軍につき、飯山、長岡、会津へ
出兵しています。 その後の経済混乱により松代騒動が起き て
います。 江戸から明治維新期における松代の歴史を学びます。 第3回
平成19年9月15日(土)午後2時~3時30分
テーマ 千曲川中流域の水害と治水の進展
講 師 滝澤公男氏 (元長野市誌近世史部会担当執筆者)
松代は昔から千曲川の水害にみまわれてきました。特に、江戸
時代の戌の満水が知られています。また、瀬直しをはじめ、治
水の為の取り組みをしてきました。千曲川中流域の水害と治水
の進展について学びます。
会 場 いづれも大英寺信徒会館(松代町表柴町・松代支所南)
参加費 500円(夢空間会員300円)
申込み 不要(当日直接会場へお出でください。)
連絡先 松代学講座運営委員会
長野市松代町伊勢町548-1NPO夢空間事務局内
℡ 026-278-1277
平成18年 松代学講座開講のご案内
松代の歴史と文化を学び実践する
松代のまちづくりを進めていくと歴史、文化、自然、人、
あらゆ る面で松代は宝の山であることに気付かされます。
松代のことで まだまだ知らないことがたくさんあります。
そこで、NPO法人 夢空間松代のまちと心を育てる会では
地元のことを学ぶ地域学や 地元学として各方面から講師を
お招きし『松代学』講座を開催い たします。この機会に、より
深く松代に関心を寄せていただくた め、下記の通り3回の
『松代学』講座を開催します。皆様のご参 加をお待ちして
おります。
第1回 平 成18年7月29日(土)午後2時~3時30分
テーマ 明治時代の松代の青年会の活動に学ぶ
講 師 古澤友三郎氏 (元長野市誌編纂室編纂専門主事)
松代青年会の創立は、明治19年であるがこれより 先、明治
16年 1月7日、東京府の目黒不動境内に松代出身者21名
が集まり、 「同郷青年随意談会」と称する会を組織したのが
始まりである。 体育の奨励としての水泳講習会は明治34年
以来継続開催し、 非常な好成績を収め県下の模範となった。
発足から大正初期まで の歩みをたどる。
2007年02月26日 松代学講座盛り上がる
第5回目の松代学講座(2月24日)開催されました。
テーマ「要路から外れた松代町の交通網整備への努力」
講師 元長野市誌編纂委員・古澤友三郎さん
夢空間の小川 久雄さんから感想を寄せていただきました
のでご紹 介します。
「東南は山々が迫り、北西には千曲川が流れる松代は、
戦国時代、 戦の町として最適な立地をなしていました。
しかし、明治以降の 社会・経済の近代化にとってはそ
れが逆に不利な障害に転化します。
特に近代化のシンボル・鉄路から 外れた事は決定的
でした。
この不 利な環境を克服し松代の 発展をめざして、
先輩がたの交通網整備に 向けた努力が重ねら
れて来ました。
今年度第5回目の松代学講座は、 2月24日、
「要路から外れた松代町の交通網整備への努力」
と題して元長野市誌編纂委員の「古澤友三郎」さん
(夢空間会員)が講義 さ れました。
矢澤家の蔵に眠っていた貴重な資料 などを駆使して、
松 代街道、松代篠ノ井間道路、河東線(最初は屋代
駅間の馬車鉄道計画)、 県道谷街道、県道真田線
など、松代から 周囲の主要都市・地域へつな がる
交通網の整備に向けての奴力、地域上げての推
進運動の歴史を興 味深く語って下さいました。
後半は、長野自動車道と長野(松代)インター開設
の経過について。
今となっては歴史となりつつある建設反対、推進、
条件派などのエピ ソードを交えた、松代の高速交
通網時代の幕開のお話は、明治時代 にご苦労さ
れた先輩たちにもここまでは想像できなかったで
あろうと いう思いと、先輩たちのご苦労があった
からこそ今の松代があるとい う思いを強くした
講義でした。
古澤さんは矢澤家の蔵の資料を整理して目録を
つくられた事や、市の広報課が撮った廃棄寸前の
大量の写真を整理し索引を作られたそうです。
このような地味で地道な作業が行われて
いることに感心・感謝の気持ち です。
松代には、他にもこのような貴重な資料が眠っ
ているといわれて います。
しかもそれが整理・活用されないで消失する
心配もあります。
市の公文書館の存在意義も大切ですが、夢
空間でも時々話題になる松代 資料館・松代図
書館を実現し、みんなでそこに資料を集め・整理
・保存 ・活用する取組みが必要になっているの
ではないかという思いも強くし た松代学講座でした。
(以下夢空間事務局より補足です)
当日は30名ほどの参加者でしたが,皆さん熱心
に講座Ⅱ参加してくだ さいました。
参加者の中には東京や千葉からも松代のまちづくり
を学ぼ うと参加してくださるかたもいました。
また、松代在住の20代の若者 2名(男女
各1名)も参加してくれて活発な発言もしてくれました。
松 代に対して熱い思いを持った若者が参加してくれた
ことは松代のまちづ くりの今後が楽しみです。
第2回
平成18年8月26日(土)午後2時~3時30分
テーマ 松代出身の児童文学者 塚原健二郎
講 師 和田 登氏 (児童文学作家) 東条小学校校歌の
作詞者である塚原健二郎は明治28年2月、東条村竹原 に
生まれた。島崎藤村の指導を受け、大正から昭和にかけて
文壇で活躍。 大正末期頃より童話を執筆し多くの作品を発
表する多彩な活動を続けるか たわら日本児童文学者協会
長として児童文学の発展に努めた。偉大な郷土 の先輩の足
跡をたどる。
第3回
平成18年9月16日(土)午後2時~3時30分
テーマ 松代が生んだ江戸時代の俳人 倉田葛三
NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会(NPO夢空間)のホームページです。
信州松代は古代から近代までの文化遺産が5キロ四方の地域にぎっしり詰まっている地域です。
特に真田幸村の兄真田信之が徳川幕府の命により、上田から松代に移封され、松代藩の初代藩主となって以来250年間、真田十万石の城下町として、真田氏が十代にわたって統治したため、真田氏伝統文化が今日まで色濃く残る町です。
昭和41年に長野市に合併して以来、長野市の中に埋没し、せっかくの文化遺産を活かすことができませんでしたが、平成5年に高速道長野インターが松代地籍に開通して以来、住民によるまちづくりが活発化し、行政の後押しを得て観光の町松代としてもクローズアップされてきました。
NPO夢空間では松代全体をまるごと博物館ととらえて、地域に潜在している文化遺産を一つ一つ堀り起こして光を当てて、磨きあげ全国に発信しています。このHPではNPO夢空間の活動内容についてご紹介しています。
松代テレビ局の立ち上げと支援