まちづくり 視察研修 松代観光 地域活性化
「歴史まちづくり法」の適用による松代のまちづくりを展望2008年12月24日
今後の松代のまちづくりを進めていく上でどのようなソフト事業を展開していけば
松代の活性化につながるだろうかとの長野市行政担当者との懇談の中で過日
下記のような提案をさせていただきました。
2、松代のまちづくりソフト事業提案
NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会
1、庭園や水路を活かしたまちづくり(庭園都市松代)
①庭園、泉水泉水路保存公開
庭園、泉水、泉水路所有者の組織化
浄化システム構築、庭園・水路管理地域支援システムの構築、
②親水性事業の推進
流し雛、鯉の泳ぐまちづくり他
1、歴史的建造物、空き家対策悉皆調査及び支援
松代の歴史的建造物の調査による保存対策並びに国の登録文化財推進
空き家調査による都市住民の二地域居住、移住促進、空き家支援
1、まち歩き促進よる市街地の活性化事業
観光客の回遊性を促進による地域の活性化推進
まち歩きガイドセンターの設置
街角観光情報センターの設置(協力店舗にて)
まち歩きガイドの養成
まち歩きマップの作成
まち歩き案内標識の整備研究(矢印等次のところへ行く案内等)
1、里山の資源を生かした周辺地活性化推進
東条、西条、豊栄、清野、寺尾各地区の里山の資源を活かしたエコツーリズム の推進による周辺地域の活性化、里歩きルート開発、収穫体験他
1、学術、芸術学会・松代学の構築
松代学の構築、講座、シンポジームの継続的開催、
1、人物を活かしたまちづくり推進交流事業の推進
関係地域の交流、シンポジュウム、サミット開催
真田氏・佐久間象山・松井須磨子他
1、 大学、学校との協働したまちづくり研究所の推進
大学と協働したまちづくり研究所の設置運営と
地域の小中高校生のまちづくりへの参加促進、
大学の学生による地域資源調査のための研究合宿、
1、旧町名復活の推進
旧町名・路地名復活研究
旧町名・路地名案内板整備
いずれもNPO夢空間で地道に取り組んできましたが
今後行政とタイアップして町全体で取り組んでいきたいものです
まちなかへの回遊性を高めるために 2008年09月07日
東北の旅で宮城の明治村と言われている宮城県登米町に行ってきました。
宮城の明治村をキャッチフレーズにして今売り出し中の観光地です。
この町の事は数年前に東京へ行く新幹線の座席の前に置いてある
トランベールで初めて知りました。
歴史的建造物を保存活用している町としてしっかり印象付けられていました。
遠方でありなかなか行く機会がありませんでしたが秋田に行く用事ができたので帰りに
東北道を南下して途中から登米町まで足を延ばしてみました。
6つほどの明治時代の歴史的建造物を保存活用して町の回遊性を高め
観光地としての体制を整えていました。
すでに多くの観光客を集め今後さらに伸びていく町となるでしょう。
松代のまちづくりにとって一番参考になったのは、
町を回遊するために中心部に観光物産館と駐車場の配置し6つの拠点を回遊して
歩く仕組みができていたことでした。
松代の場合松代城周辺と象山地下壕の2か所集中の状態で
まだ町の中を回遊する仕組みが不十分です。
早期に町の回遊を高める仕組みの確立をしたいものです。
現在NPO夢空間では市街地への回遊性を高めるための取り組みにを主眼を置いて
取り組んでいます。
登米町
NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会(NPO夢空間)のホームページです。
信州松代は古代から近代までの文化遺産が5キロ四方の地域にぎっしり詰まっている地域です。
特に真田幸村の兄真田信之が徳川幕府の命により、上田から松代に移封され、松代藩の初代藩主となって以来250年間、真田十万石の城下町として、真田氏が十代にわたって統治したため、真田氏伝統文化が今日まで色濃く残る町です。
昭和41年に長野市に合併して以来、長野市の中に埋没し、せっかくの文化遺産を活かすことができませんでしたが、平成5年に高速道長野インターが松代地籍に開通して以来、住民によるまちづくりが活発化し、行政の後押しを得て観光の町松代としてもクローズアップされてきました。
NPO夢空間では松代全体をまるごと博物館ととらえて、地域に潜在している文化遺産を一つ一つ堀り起こして光を当てて、磨きあげ全国に発信しています。このHPではNPO夢空間の活動内容についてご紹介しています。
松代テレビ局の立ち上げと支援